抜け毛・薄毛の原因③
こんにちはキノコです。
今日は第3回、抜け毛・薄毛の原因についてお話しようと思います。
頭皮がかゆい時ありませんか?
抜け毛・薄毛の原因のひとつとして、頭皮のかゆみから引き起こすことがあります。
たまたまシャンプーをしていないから、というような一時的なものではなく、
頭皮のかゆみが持続的な場合、それは薄毛の黄色信号と思ってください。
「抜け毛・薄毛の原因」に関する記事はこれで3回目ですが、
第1回・第2回で紹介した「頭皮が硬い」「頭皮が赤い」ことよりも、
この「頭皮がかゆい」ことのほうが危険度は高いんですね。
「頭皮がかゆい」という症状は、薄毛へのサインというよりも、
すでに薄毛が進行し始めている可能性が高いんです。
・頭皮がかゆくなる理由
・大量に分泌された皮脂、老廃物が毛穴に詰まっている
・乾燥してフケがたまっている
・何らかの原因で頭皮が炎症を起こしている
心当たりがないか確認してみてください。
頭皮がかゆくなる根本的な原因
頭皮がかゆくても、手でガリガリ掻けばかゆみは一旦治まります。
でもそれは痛みによってかゆみがマヒしてしまうからあって、根本的な解決になりません。
逆に頭皮を傷つけてしまうことになりかねません。
そうなると、炎症を起こしさらにかゆみが増してしまいます。
一時的な対処法は今後避けることを心がけましょう。
それよりも、まずは頭皮がかゆくなってしまう根本原因を突き止めて、
それを解消することから始めてみましょう。
・頭皮がかゆくなる根本的な原因
・皮脂の分泌量が多い (→毛穴に詰まりやすい)
・皮脂の分泌量が少なすぎる (→フケになりやすい)
・シャンプーやコンディショナー、整髪料などが頭皮に残っている
・不衛生にすることでの細菌の繁殖
・間違ったシャンプー方法による頭皮環境の悪化(爪を立てて洗う、洗い残しなど)
・シャンプーが合っていない、刺激が強い
・育毛剤の刺激が強すぎる、アレルギーを引き起こす成分が配合されている
頭皮がかゆい時の対処法
頭皮がかゆい時の対処法をまとめます。
メントール効果のあるシャンプーやトニック、育毛剤は炎症を抑える働きもあります。
それを使用する事によって、かゆみが解消されることもあります。
しかし逆に、それ以外に配合されている成分もしっかりチェックしましょう。
更にかゆみを悪化させてしまう場合があります。
特に頭皮に刺激のある成分が含まれている場合は要注意です。
肌が強い人であれば問題ないですが、肌が弱い人は最初は避けるべきです。
育毛剤で特に強い刺激と副作用が懸念されている成分として「ミノキシジル」があります。
また、ほとんどの育毛剤に含まれている「エタノール」も肌に強い刺激があるんですね。
「エタノール」の場合は、配分量もチェックする習慣を身につけましょう。
・頭皮がかゆい時の対処法
正しいシャンプー法をマスターする
手でゴシゴシと強く洗うのは止めて、指の腹を使って優しく洗う。特に爪を立てて洗うのはNG。洗い残しがないように丁寧にシャンプーをし、すすぎは完全にシャンプーやコンディショナーがなくなるまで2〜3分かけて行う。
シャンプーを変えてみる
シャンプー剤自体が肌に合わない可能性があるので、低刺激なシャンプー剤に変える。(配合成分に注意して選ぶ)
かゆみが落ち着いてくるまで整髪料の使用は控える
整髪料は頭皮を汚すだけでなく、頭皮への刺激も強いので、かゆみがおさまるまで使用は控える。
頭皮マッサージ
頭皮に水分が行き届いている状態(=シャンプーをする時や育毛剤をつけた後)、頭皮マッサージをすることで血行をよくすることにより、毛穴の汚れを落とす。
育毛剤を控える、変える
育毛剤を使用している場合は、副作用としてかゆみを引き起こしている可能性があるため、一旦使用を控えてみる。例え発毛効果が高い育毛剤であっても、アレルギー・炎症を起こしていれば本末転倒。刺激の少ない育毛剤への変更を検討。
以上が「頭皮がかゆい時の対処法」になります。