育毛剤の選び方と比較検討術

こんにちはキノコです。

今日は育毛剤の選び方と比較検討術についてお話しようと思います。

 

敏感肌は配合成分に注意しよう

ここでは正しい育毛剤の選び方について解説します。

まず長期的に使用していく場合は、肌に刺激が強い製品は避けた方がよいでしょう。

ネット上の口コミや評価が高い商品だったとしても、

それだけを鵜呑みにするのは危険なので、配合成分に目を向けて慎重に選びましょう。

 

刺激の強い育毛剤を長く使用すると、肌が炎症を起こしてしまう可能性があります。

そうなると、頭皮環境が悪化されて、元気に髪の毛が生えてくるとは考えられません。

 

自分は頭皮が丈夫だと、自信をもっている方は、

副作用や炎症、かゆみが懸念されている育毛剤を試してみても問題ありませんが、

使ってみて、やはりちょっとかゆいな、など肌トラブルが発生した場合は使用を控えましょう。

 

特に強い刺激の成分とは?

育毛剤に配合されている成分で、

特に強い刺激と副作用が懸念されているものに「ミノキシジル」があります。

ミノキシジル配合の育毛剤を使ってみても、何も異常がない、という方は、

使い続けても大丈夫ですし、ミノキシジルの濃度が高い製品に切り替えてみてもいいでしょう。

 

しかし敏感肌の方や、デリケートな肌をお持ちの方は、

刺激の強いといわれる育毛剤やミノキシジル配合の育毛剤は、使用を避けた方がよいでしょう。

 

育毛剤をよく調べてみると、少なからず頭皮に刺激のある成分や、

悪影響を及ぼしかねない成分は配合されているものです。

 

特に「エタノール」はほとんどの育毛剤に配合されています。

実はこのエタノールも肌に強い刺激を与えてしまい,

乾燥によるフケやかゆみの原因になることがあります。

 

しかしその反面、エタノールには殺菌作用や抗菌作用があるので、

頭皮環境を清潔にすることができるため、育毛剤には欠かせない成分とも言えます。

 

このようにエタノールには良い面と悪い面を併せ持っているのですが、

その中で注意すべき点は、エタノールの配合量になります。

配合量が多いと、頭皮への刺激は大きくなってくるので注意が必要になります。

 

育毛剤に含まれるエタノールの量は、製品に明記されていません。

ですので比較することは難しいのですが、ひとつだけ見分ける方法があります。

製品の成分表を確認すると、配合されている成分が沢山並んでいると思いますが、

エタノールが上位に表示されていると、配合が多い可能性が高いです。

逆に、下位に表示されていると刺激が少ないということなります。

 

この配合量の問題は、エタノールだけではありません。

他にも頭皮に刺激を与えてしまう成分があるので、下の表をチェックしましょう。

 

育毛剤に含まれている肌に刺激のある主な成分

(■は主成分または含有量が多め、※は旧指定表示成分)

製品名 肌に刺激・悪影響の恐れがある成分
ノヴェルモイ薬用育毛エッセンス エタノール、パラベン(※)
リアップ ミノキシジル(■)、エタノール
M-1育毛ミスト
カロヤンガッシュ カシュウチンキ(■)、エデト酸Na(※)、エタノール、黄色5号(※)
薬用ポリピュア エタノール(■)
ナノインパクト エチニルエストラジオール(※)、エタノール
リアルラゾン 酢酸トコフェノール(■※)、香料、エタノール
ブブカ エタノール
リバイボゲン 変性アルコール【エタノール】(■)、香料
薬用プランテル エタノール
フェルサスカルプジェル エタノール(■)
リッチハーベスト エタノール、香料

 

 

「無添加=安全」とは限らない

上記からも分かるように、育毛効果を高めるためには、

多少は頭皮に影響を及ぼす可能性がある成分でも配合しなければならない、

というのが現状です。

 

ミノキシジルやエタノールの他に例を挙げると、

製品がすぐに腐ってしまうことを防ぐ「防腐剤」や、

見た目を良くするための「着色料」などです。

 

育毛剤や育毛シャンプーによっては、「無添加」をアピールしている製品は多くありますが、

このように「無添加」だけの製品というのも注意を注がなければいけないのです。

 

多少は刺激のある成分を頭皮に与えないと、

抜け毛が進行している頭皮を健康に戻していく力を与える事ができません。

また育毛剤は長期的に使っていくものですから、防腐策も万全でなくてはなりません。

 

また「無添加」についての基準は、実は決められてないのです。

旧指定成分を配合していないだけで、無添加と謳っている製品もあるのです。

もちろん旧指定成分は配合していないに越した事はありませんが、

旧指定成分以外にも肌トラブルを引き起こす成分は数多くあります。

例えば、ビタミン類やメントール、乳酸、パラフィン、天然色素がそれにあたります。

 

さらに、日本では危険と言われる旧指定成分は102種類なのに対し、

アメリカでは約800種類、ヨーロッパでは約5,000種類も指定されています。

世界に比べて日本の方が、旧指定成分に対するハードルが低いということが分かります。

 

こういった点に意識しながら、育毛剤を選んでいくと良いでしょう。

まずは、比較的刺激の少ない育毛剤から試していくことをオススメします。

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ