誰でも抜け毛は起こるもの
こんにちはキノコです。
今日は、誰でも起こりえる抜け毛についてお話しようと思います。
髪の発毛サイクルについて
髪には発毛サイクルというものがあります。
大きく3つの期間があり、それぞれ「成長期」「退行期」「休止期」があります。
この順番で髪の毛は成長・衰退して、最後に必ず抜け落ちるんですね。
どんなにフサフサで健康な髪の毛の人でもサイクルは同じです。
つまり、剛毛・薄毛に関係なく同じサイクルを歩むんですね。
ちなみこのサイクルは、健康な人でも5~6年といった感じなので、
長くても髪の毛はそのくらいの期間しか伸びず、やがて抜けていくことになります。
●成長期(3〜6年) 毛母細胞から髪の毛が生まれて、伸び続ける期間
●退行期(2〜3週間) 成長が緩やかになってくる
●休止期(3〜4ヶ月) 成長が完全に停止して、髪の毛が抜ける。新しい毛を作り始める
このサイクルの繰り返しなんです。
薄毛の原因は発毛サイクルの乱れ
発毛サイクルについてはわかりました。
ではズバリ薄毛・抜け毛の原因は何なのでしょうか?
それは「発毛サイクルの乱れ」にあるんですね。
薄毛の方の特徴として、休止期を過ぎても新しい髪が新たに作られないという事があります。
そして、これは本当の髪の最期、毛穴・毛根の最期なんですね。・・切ないです。
しかし薄毛の方の頭皮を見てみると、実は毛穴は生きているものもあるんです。
そこから細い髪の毛、産毛が生えている場合があります。
細い毛でも産毛でも髪の毛に違いはなく、発毛サイクルにしたがって成長するんですね。
本来なら3~6年あるべき成長期が、薄毛の人は短くなってしまうのです。
例えば、成長期が1年と短くなってしまい、その後すぐに退行期、休止期に移ってしまいます。
こうなると、10㎝程度で抜け落ちてしまうんですね。
これが1本だけではなく、部分的・全体的にその現象が起こると薄毛を引き起こすわけです。
でも諦めないでください。
頭皮を健康に保ち、ヘアサイクルを正常に戻せば、元のように成長期が長くなり薄毛を防げます。
誰でも抜け毛は起こるもの
よく落ち込む事として、「枕に大量の抜け毛が落ちていた・・」とか
「シャンプーした後、排水溝みると髪の毛だらけ・・」という話を耳にしますし、管理人も経験あります。
ですが、「抜け毛=薄毛」という訳ではありませんので安心してください。
髪の毛の全体の約10%は、発毛サイクルでいう休止期なんですね。
なので、誰でも必ず髪の毛は抜けてしまうものです。
正常な人でも1日に50~100本ほど抜け落ちます。
一番多く抜けるのは、やはり頭皮を洗うシャンプーをした時なので、
一日シャンプーをしないと、二日分の抜け毛がまとめて大量に抜けるんですね。
まずは発毛サイクルを理解して、
自分の頭皮を正常なサイクルに戻すように意識してみましょう。